Awesome miner<その11> カスタムプールでのプロフィットスイッチ

ZpoolやMPHなどの既存のマルチプールを利用したプロフィットスイッチに加えて、Awesome minerは任意のプール(コイン)でグループを作成し、そのグループ内でその時に効率の良いコインをマイニングするカスタム設定が可能です。
利点としては、既存のマルチプールでは提供されていないコイン(ただし、whattomineでデータ提供されているもの)をマイニングすることができたり、自分が信頼のおける安定性の高いプールを組み合わせることが可能なことです。
一方デメリットとしては、複数のコインに分散して報酬を得ることになり、両替の手間が増えることがあげられます。

プールグループを作成する 

まずは、クイックスタートガイド1で紹介している手順で、グループに加えたいプールを作成します。

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次に、Pools画面から、Pool Groupsタブを開きます。

pool04.jpg

画像ではすでに3つのグループが作成済みです。まずは、Addをクリックして、グループを新規作成します。

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各プールの左にあるチェックボックスにチェックを入れ、グループに登録するプールを選んだら、グループに任意の名称を付けてOKをクリックします。

Profit swichの設定 

次に、Profit switchingのページに移動し、Enable profit switchingにチェックが入っていることを確認して、Custom poolsにチェックを入れ、プルダウンメニューから先ほど作成したプールグループを選択します。

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これでカスタムプールでのプロフィットスイッチが可能になりました。Managed minerでManaged profit minerを作成すれば、自動的にカスタムプールの中から最適なコインをマイニングします。

なお、ZpoolやMPHにもチェックを入れておけば、カスタムプールと既存のマルチプールそれぞれから最も効率の良いものを自動で選択するようになります。

祭りの終わり。<NiceHashについて思うこと>

先の投稿にも書きましたが、2017年12月6日にNiceHashはハッキング被害を受け、本日12日の時点でサービスを中断したままの状態が続いています。
Twitterのハッシュタグキャンペーンのような企画を通じて、元ユーザーに復活をアピールしていますので、遠からずサービスを再開するのではないかと思います。

以前書きましたが、私も補助的にではありますが、NiceHashを使っていました。というか、初めてのマイニング体験はNiceHashでした。
最近ではNiceHashの言い方で言うsellerだけでなく、buyerにもなって、X11やScryptなど、通常ASICを持っていないとまともにマイニングできないアルゴリズムのコインをマイニングするのに活用していました。
(そのため、買い付け用の原資としてNiceHashのウォレットに置いてあった分が被害にあっています)

さて、buyerを経験すると、NiceHashというサービスの全容が見えるようになってきます。

私はNiceHashはいわば人材派遣会社のようなものだ、と思っています。
sellerつまり登録マイナー達は派遣会社に登録している派遣社員。buyerは雇用主です。

buyerはあるアルゴリズムのコインをマイニングするために、NiceHashからハッシュパワーを買います。ここではCryptoNightでETNをマイニングしたいものとします。
するとNiceHashは接続しているsellerたちに、CryptoNightに買いが入ったので、ハッシュレートあたりいくらで買うよ、という情報を提示し、すでにマイニングしているアルゴリズムより効率が良ければsellerの使用しているNiceHash minerは自動的にCryptoNightに切り替わります。

sellerから集まったハッシュパワーを、NiceHashはbuyerに引き渡し、buyerはそのパワーで高速なマイニングが可能になるわけです。

例えば、ETNがコストをかけてでもマイニングしたいほど収益が良かったとします。情報を集めているbuyerは、少しでも多くのハッシュパワーでマイニングをしたいので、NiceHashに対し、買いの注文を入れます。
しかし、その時点ではseller達は別のアルゴリズムをマイニングしているかもしれません。すると、買いたくても提供されているハッシュパワーの供給が足りず、安い買値では安定したマイニングができなくなります。

こうした供給不足の場合、NiceHashは同じハッシュパワーに対し、より高い買値を付けたbuyerに優先してハッシュパワーを供給します。
すると、収益が良いあいだにマイニングしてしまいたいbuyerは買値を釣り上げざるを得ません。
買値が吊り上がると、NiceHashはほかのアルゴリズムでマイニングしているseller達に、もっと単価を上げるからCryptoNightに切り替えるよう提示します。

これが、いわゆる「祭り」の仕組みである、と私は考えています。

現在、元NiceHashのsellerだった人たちは通常のプールでコインをマイニングするか、さもなくばZpoolやMPHでプロフィットスイッチマイニングをしているものと思います。
プロフィットスイッチでマイニングをしていると、コイン価格の上昇や採掘難易度(diff.)の変動により、収益は変動し、あるコイン(アルゴリズム)の収益が向上することがあります。
しかし、NiceHashにおける「祭り」のように極端な価格変動は起きにくいと思います。

つまり、あのような「祭り」は、ふたたびNiceHashがサービスを再開し、sellerだけでなく、まずはbuyerが戻ってこないと起こりえないということです。

はたして、NiceHashは無事復活できるでしょうか…?
NiceHashサービスをseller / buyer両方の立場で使っていた私としては、できれば早くにサービスの再開をしてもらいたいと思っています。

Awesome miner<その10> Radeon RX Vega用の設定について

Radeon RX Vegaシリーズ向けの設定 

Awesome miner ver.4.2.4から、Vegaユーザー待望のCastXMRがマイニングソフトに追加されました。これまでAwesome miner標準のマイニングソフトではClaymore CryptoNote?を使用するしかなく、CastXMRと比べて2割は低いハッシュレートで我慢するか、プロフィットスイッチなどの機能をあきらめて、External miner機能でプロセスの監視だけをするかしか選べない状況でした。

このページでは、CastXMRを中心に、Radeon RX Vegaシリーズ(以下、Vega)をAwesome minerで使っていく方法について記します。

CastXMRの設定方法 

まずは、Managed minerを追加し、HostをVega搭載のPC・リグに、AlgorithmをCryptoNight?にして、マイニングソフトにCastXMRを選択します。

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プールに任意のCryptoNight?系コインのものを選べば、普通の環境であれば即マイニング可能ですが、CastXMRの場合、若干手間をかける必要があります。

Managed miner作成・編集画面を閉じる前に、左側の「Command Line」をクリックし、Command lineオプション設定画面に移ります。

miner07.jpg

そして、Command line parametersの項目に、CastXMRに必要なパラメータを追加します。

  • –opencl <数字>:CastXMRがどのGPUプラットフォームを使うのかの指定。例えば、AMD・nVidia混在環境であったり、CPU内蔵グラフィックなどを使ったりといった環境により指定する数字が変わります。私の環境の場合、Intel内蔵グラフィックが0でAMDが1だったため、1を指定しています。
  • -G <数字>:複数あるGPUのどれを使用するかの指定。私の環境(Vega x4のリグ)の場合、GPU 0~3の4枚を使うため、コンマで区切って「-G 0,1,2,3」と指定します。

個々の環境によって指定するパラメータは変動するので、自分の環境にあったパラメータを探して指定してみてください。

ここまでで、マイニングを開始する条件はそろいました。ただマイニングするだけだったらこれでおしまいです。

ですが、もしリモートのPC・リグのVegaを使用する場合、あるいはローカルでも不慮のプロセス停止に対応するため、Autostart minerのオプションを使用する場合、注意が必要です。

詳しくは次項で説明します。

Vega環境における、PC・リグ再起動時の問題点 

※以下の設定はVegaを含む環境の時にのみ必要となります。それ以外のGPUのみを使った環境の場合は不要です。

Vegaを使用したPC・リグ、特に複数枚使用している場合には、安全な運用のために、もうひと手間加える必要があります。 なぜなら、Vegaには以下の特殊な要因があるからです。

  • Windowsを起動するたびにHBMを有効にしないと、本来の性能が発揮されない
  • フルパワー時の消費電力が大きいため、通常PLを絞って運用する必要がある

どちらもVega環境ではあたりまえのことですが、Awesome minerを使ってプロセスを自動化するにあたって、とても重要な事です。

皆さんはVegaでマイニングをしていて、設定を詰めすぎたり、なんらかのはずみで不安定になり、Windowsが再起動してしまったことがありませんでしょうか?

このような場合、たとえばManaged minerにAutostart minerのオプションを設定しておけば、再起動後自動でマイニングを再開してくれます。

miner08.jpg

非常に便利な機能ですが、Vegaの場合、再起動後HBMが無効のままマイニングを再開してしまう問題があります。

また、プロセスが不安定になって強制再起動されるような状態では、通常wattmanの設定も初期化されてしまい、PLの設定などもフルパワーに戻ってしまうと思います。

これの何が問題かというと、いままでPLを絞っていたVegaが、再起動後予定外のフルパワーでマイニングを勝手に始めてしまうと、想定していた電源容量を超えてしまうことが考えられます。

もちろん、定格フルパワーを枚数分まで耐えられる電源を使うのが好ましいのですが、それにしても予定外の電力消費=電気代の上昇という問題が発生します。

では、Autostart minerのオプションを外しておけば問題ないかというと、実はここにAwesome minerの数少ない不具合があって、Remote AgentでPC・リグをリモート管理している際、リモートのPC・リグが再起動すると、Autostart minerのオプションを設定していなくとも起動時に勝手にマイニングを開始してしまうことがあるのです。

では、具体的にどうすればよいのか、次項で解説します。

再起動時のHBM・PL設定の自動化 

要するに、再起動した際に自動でHBMを有効にし、さらにPLなどのwattmanの設定項目を再設定できれば良いのです。

そのために、3つのアプリを使用します。

  • devcon.exe
  • OverdriveNTool.exe
  • Windows遅延起動スタートアップTool(DelayStartup?.exe)

それぞれ、順番に説明していきます。

devcon.exeによるHBM再設定 

再起動時のHBMの再設定には、devcon.exeというアプリを使用します。このアプリは、Microsoftによる、Windows Driver Kit (WDK)の一部として提供されています。

https://developer.microsoft.com/ja-jp/windows/hardware/windows-driver-kit

「WDK for Windows 10 Version 1709 のインストール」というところからダウンロードしたインストーラーを実行して、WDKをインストールします。

インストール完了後、通常(C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\Tools\x64)のフォルダにdevcon.exeがあるはずです。このexeファイルは任意の場所に移動して実行しても問題ありません。

使い方としては、コマンドプロンプトでdevcon.exeの存在するディレクトリに移動後、

「devcon.exe disable “PCI\VEN_1002&DEV_687F”」

と入力すると、すべてのVegaがデバイス無効化され、その後

「devcon.exe enable “PCI\VEN_1002&DEV_687F”」

と入力することで、再度有効化されます。こうしてデバイスを再認識させることで、すべてのVegaのHBMを強制的に有効化させることができます。

OverdriveNTool.exeによるPLその他再設定 

OverdriveNTool.exeは、AMDのGPUの通常wattmanで設定するクロックや電圧、ファン回転数やPLなどを設定するツールで、あらかじめプロファイルを作成しておくことで各種設定を一括再設定させることができます。

また、コマンドラインオプションで複数のGPUをまとめて設定しなおすことができます。

(OverdriveNToolの設定方法は後日追記します。急ぎの方は下記ダウンロードリンクの解説を解読してください)

https://forums.guru3d.com/threads/overdriventool-tool-for-amd-gpus.416116/

事前に各Vegaごとの設定をプロファイルとして登録しておきます。

Windows遅延起動スタートアップTool(DelayStartup?.exe) 

HBMの再設定にはdevcon.exeを、PLなどのGPU設定はOverdriveNTool.exeを使って、起動時に実行させるわけですが、それらの設定が完了する前にマイニングを開始しないように、Awesome miner本体(ローカルで実行する場合)またはAwesome miner Remote Agent(リモートで実行する場合)の起動を遅らせる必要があります。

以下のリンクより、Windows遅延起動スタートアップTool(DelayStartup?.exe)をダウンロードします。

DelayStartup?.exeの設定方法は後日追記します。急ぎの方は下記ダウンロードリンクの解説を読んでください)

http://www.asahi-net.or.jp/~tz2s-nsmr/soft/delaystartup/DelayStartup.htm

ここでは例としてRemote Agentを120秒遅延してスタートアップするようにしました。設定時間は使用するPC・リグの起動にかかる時間やほかのスタートアップするソフトなどにより調整が必要です。余裕を見て長めに設定しておくとよいでしょう。

バッチファイルの作成と、自動化処理の設定 

3つの必要なソフトを導入したら、devcon.exeとOverdriveNTool.exeをまとめて実行するように、バッチファイルを作成します。

任意の場所で、右クリックメニューから、新規作成>テキストドキュメントをクリックし、新規テキストファイルを作成します。ファイル名は何でも構いませんが、拡張子を「.bat」に変更するのを忘れずに。

次に、新規作成した空のバッチファイルを右クリック>編集で開き、以下のようなコマンドを記述します。

timeout /t 10 ※処理待ちの時間(10秒)

cd C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\Tools\x64 ※devcon.exeのあるフォルダを指定。別の場所に置いた場合は、そのディレクトリを指定

timeout /t 3 ※処理待ちの時間(3秒)

devcon.exe disable “PCI\VEN_1002&DEV_687F” ※すべてのVegaをデバイス無効化する

timeout /t 5 ※処理待ちの時間(5秒)

devcon.exe enable “PCI\VEN_1002&DEV_687F” ※すべてのVegaを再度有効化する

timeout /t 3 ※処理待ちの時間(3秒)

cd C:\xxxx\xxxx\xxx ※OverdriveNTool.exeのあるフォルダを指定。

timeout /t 3 ※処理待ちの時間(3秒)

OverdriveNTool.exe -p1<プロファイル名> -p2<プロファイル名>… ※各VegaごとにPL・電圧などを設定

exit -y ※これはいらないかも?

ここまで記載したらファイルを上書き保存して閉じます。うまく実行するか、バッチファイルを右クリックして管理者として実行してください。問題なくPL・電圧などの設定などが反映されていることが確認出来たら、次のステップに進みます。

先ほど作成したバッチファイルのショートカットを作成します。簡単な方法は、右クリック>送る>デスクトップ(ショートカットを作成)でデスクトップにショートカットファイルが出来ます。

次に、そのショートカットファイルを右クリックし、プロパティから詳細設定を開いて、「管理者として実行」にチェックを入れて閉じます。

最後に、作成したショートカットをスタートアップフォルダに入れれば起動時に自動実行されると思いますが、ここではよりスマートに、ローカルグループポリシーエディターを使用します。

スタートメニューを右クリックしてファイル名を指定して実行。ファイル名をgpedit.mscとしてください。

コンピューターの構成>Windowsの設定>スクリプト(スタートアップ/シャットダウン)をダブルクリックで開きます。

gpedit01.jpg

スタートアップをダブルクリックしてプロパティを開いたら、追加>参照で先ほど作成したショートカットを指定し、OKで閉じます。

gpedit02.jpg

gpedit03.jpg

これで、毎回起動するたびに自動でHBMの最有効化、PL・電圧設定の再設定が実行されます。 念のため、手動で再起動してAwesome minerが起動してマイニングを開始する前にバッチファイルの実行が完了するか確認しましょう。

(コマンドプロンプト画面は開かないので、OverdriveNTool.exeでファン回転数を変えるなどして設定の反映を確認するとわかりやすいです)

以上で、Vega環境における自動再設定処理は完了です。

Awesome miner<その9> マイニングソフトの追加方法

マイニングソフトを追加する 

Awesome minerでは初期状態から複数のマイニングソフトを同梱しており、バージョンアップの際に適宜マイニングソフトも更新してくれます。

もし、初期設定のマイニングソフトでは物足りない、あるいはマイニングしたいコインのアルゴリズムに対応していない、という場合には条件がそろえば外部のマイニングソフトを連携させて使用することができます。

Managed Software機能を活用する 

この項では「Managed Software」の設定で自分の好きなマイニングソフトを追加する方法を説明します。

なお、どんなソフトでも追加できるというわけではなく、基本的には同梱されているマイニングソフトのバージョン違いのもの程度しかまともに使えません。

理由は簡単で、batファイルの書式=プールやユーザー名(ウォレットのアドレス)の指定方法がマイニングソフトによってちょっとずつ違うからです。 逆に言えば、batファイルの書式が全く同じソフトなら、互換性ありということでそこそこ使えます。

もう一つ重要なのが、マイニングソフトからAwesome minerにハッシュレートやShareのAcceptかRejectかをレポートするAPIの形式が同じかどうか。これが互換性があれば、たとえばプロフィットスイッチはできないけど、特定のプール・コイン決め打ちでマイニングさせて、GUIで予想収益などのレポートを表示させることはできます。(例:最新のXMR-StakはAPIのみ対応しています)

さて、では実際の登録方法ですが、設定箇所が複数あるのでちょっとややこしいかもしれません。

まずは、Managed Softwareのページで追加するソフトの名前と、どのソフトと互換性があるかを登録します。

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この画面の下半分の「User defined mining software」というのが追加されたソフトです。 画面ではすでにccminerの特定のアルゴリズムに特化した別バージョンが2つ登録されています。

まずは、「Add…」をクリックします。

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このような画面が開くので、Descriptionに追加するソフトの名前(正確でなくてもOK)を記入します。

次に、Compartibility modeを選択。同じマイニングソフトのバージョン違いなどであれば、Full (Command line and API)を選択します。

そして、3行目のプルダウンから、どのソフトと互換性があるのかを指定します。

最後に、Algorithmの項目で、追加するソフトに掘らせたいアルゴリズムをチェックボックスを操作してEnabledにします。

また、そのアルゴリズムのコマンドラインでの表記(ccminerのbatファイルで -a で指定する時の記述)が、初期状態でDefault command line argumentに書かれていればそのままでOKですが、ない場合は(画像の例での「xevan」のように)右側の「User defined command line argument」のところをクリックして記入します。

※ここを忘れると正しく動作しないので注意!

OKで窓を閉じたら、次のステップはプロフィットスイッチで使うのか、通常の(スイッチでない)Managed minerで使うのかで異なります。

通常のManaged minerにUser defined mining softwareを追加する 

Managed minerのプロパティ画面で、プールとマイニングソフトを指定しますが、ここで作成したUser defined mining softwareを指定します。

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すると、下の方に「そのソフトの実行ファイルどこにあるのかわからない」的なメッセージが出るので、真ん中辺の「Path」に追加したいソフトのexeファイルの場所を入力します。

(右側の「Browse」ボタンを押して、保存場所を指定すればOK)

通常ののManaged minerの場合はこれでマイニングできるようになるはずです。

Managed profit minerにUser defined mining softwareを追加する 

次に、プロフィットスイッチで使いたい場合の設定方法です。

「Profit profile」画面で、そのソフトを使いたいプロファイルを選択し、「Edit」ボタンを押します。

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Mining softwareの項目を下にスクロールしていくと、追加したソフトの名前があると思いますので、チェックをつけ、「Configure」ボタンをクリックします。

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このようなプロパティが開くので、先ほどのManaged minerと同様に、「Browse」ボタンからexeファイルの場所を指定してください。

なお、プロフィットスイッチで使う場合はほかにも同じアルゴリズムを掘れるソフトがあると、そちらが優先されてしまうことがあるので、設定で追加した新しいソフト以外が使われないようにしましょう。

方法は「Managed software」画面に戻り、ジャマをしそうなソフトを選択して「Edit」をクリックします。

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このような画面が開くので、このソフトでは掘らせたくないアルゴリズムの「Enabled / Disabled」のチェックを何回かクリックして、Disabledに設定します。

特に、ccminerは色んなアルゴリズムに追加対応したバージョンがあったり、特定のアルゴリズムに特化したバージョンがあるので、自分のニーズに合わせてカスタマイズしてみましょう。

Awesome miner<その8> Mining Pool Hubを使ったプロフィットスイッチの設定方法

Mining Pool Hub (以下MPH)はZpoolと同様のマルチプールです。

ZpoolがBTCのアドレスを指定するだけでマイニングを始められるウォレットアドレス型プールであるのに対し、MPHはユーザー名およびワーカー名を事前に登録するする必要があります。

Mining Pool Hubの設定 

まずは、ユーザー登録を行います。https://miningpoolhub.com/にアクセスして、Sign upからユーザー登録を行います。

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次に、受け取りたいコインの種類を選択します。左側のAuto Exchangeをクリックします。

MPH02.jpg

今回はビットコイン(BTC)で受け取るよう設定します。プルダウンで目的のコインを選んだら、下の方にあるSet Auto Exchange Coinをクリックします。

MPH03.jpg

次に、いま設定したコイン(ここではBTC)のプールに移動し、Walletをクリックします。

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Payment Addressに、コインの受け取りアドレス(ここではBTCのもの)を入力します。ついでに自動払い出しの単位を入力し、登録時に指定したPIN番号を入力してUpdate Accountをクリックして登録します。

MPH05.jpg

次に、ワーカーを登録します。左メニューより、Hub Workersをクリックし、ワーカー登録画面を開きます。

MPH06.jpg

Workernameとあるところにワーカー名を入力し(今回の例ではtest)、passwordとある箇所にパスワードを入力して(今回の例ではsample)、Add New Workerをクリックします。 画像はすでに登録した状態です。

これでMPHのサイトでの設定は終了です。

Managed profit minerを作る 

基本的な流れはZpoolと同じです。

まず、Option画面を開き、左のメニューからManaged minersをクリックします。

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画像ではすでに2つのManaged minerが登録されています。まずは一番左のAdd profitminerをクリックして新規作成をします。

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  •  Description:このManaged minerの名前です。どのような名前でも構いません(デフォルトのままでもOK)
  •  Host:どのPCで実行するかを指定する項目です。ここでは初期状態のLocalのままにします。
  •  Profit switching profile:プロフィットスイッチを行うにあたって、プロセスを実行するリグ・PCがどのアルゴリズムでどのくらいのハッシュレートを発揮するかをまとめたプロファイルを選択します。初期選択可能はAMDかnVidiaの2つですので、まずは使用しているGPUに合わせて選択してください。

ここまで記入したら、OKをクリックしてメニューを閉じます。

メイン画面に戻るといま作成したManaged profit minerがMiners一覧に表示されています。

Awesome minerで使用するアルゴリズムの選択 

再びOption画面を開き、左のメニューのCoins & Profitの下にある、Algorithmをクリックします。

am13.jpg

画像はすでに使用するアルゴリズムを絞り込んだ状態ですが、初回起動時にはたくさんのアルゴリズムにチェックが入っていると思います。

この中から、MPHで使う以下のアルゴリズムだけを残し、他のチェックを外します。

  • Blake 2b
  • Cryptonight
  • Equihash
  • Ethhash
  • Groestl
  • Lyra2Rev2
  • NeoScrypt?
  • Skein

ここで使用するアルゴリズムを絞り込む理由は、この後のステップでベンチマークを計測する際に、余計なアルゴリズムを残すと余分な時間がかかってしまうためです。

MPHでは他にもX11などの多彩なアルゴリズムに対応していますが、これらのアルゴリズムはGPUより高速なASIC向けで、GPUを使ったリグ・PCでは使用する意味がありません。

もし、すでに別のManaged minerで設定したアルゴリズムがある、あるいは今後使用する予定のあるアルゴリズムがある場合は、そのアルゴリズムのチェックは入れたままでかまいません。

ここまで完了したら、OKをクリックしてOption画面をいったん閉じます。

Profit Switchingを有効化する 

再びOptionを開き、同じくCoins & Profitの下にある、Profit Switchingをクリックして開きます。 ここでは、プロフィットスイッチに関する設定を変更することができます。

switch01.jpg

メニューの説明:

  •  Switching interval (minutes):何分ごとにプロフィットスイッチ判定をするか。最短5分。短すぎるとあまりに頻繁にスイッチしてかえって効率が落ちるかもしれませんので、いろいろ工夫してみてください。
  •  Profit switch threshold(%):これにチェックを入れると、いま掘っているコインより、別のコインが指定した%分収益が上回らないとスイッチしなくなる。
  •  Power cost (USD/k…):1kWhあたりの電気代(米ドル)。ご自分の環境に合わせて。わからなければとりあえず0.25くらいにしておきましょう。

次にManaged Profit Switching (GPU or CPU mining only)とある場所に移り、

  •  Enable Managed Profit Switching:プロフィットスイッチングを有効にする。ここのチェックを入れるのを忘れずに!
  •  NiceHash?、Zpool…:各マルチプールを有効にするかどうかのチェックと、そのプールにおける支払先の指定箇所。今回はMPHを使うので、Mining Pool Hubにチェックを入れて、worker nameの欄に、<ユーザー名>.<ワーカー名>と記入してください。(ユーザー名とワーカー名の間の「.(ドット/ピリオド)」を忘れないようにしてください)サーバーはとりあえずAsiaを選択しました。
  •  Custom poolsとMake predefined…のチェックは外したままにしておいてください。 ここまでで、最低限Zpoolでのプロフィットスイッチマイニングに必要な設定は完了しています。OKを押してメニューを閉じましょう。

マイニングの実行 

実行するManaged profit minerを選択して、Startボタンをクリックすると、マイニングソフトを自動でダウンロードして、コマンドプロンプト画面が開き、処理が開始されます。

myminer04.jpg

  •  Status欄に緑の文字で「Mining」と表示されれば、マイニングが実行されています。 温度表示は複数GPUがある場合、初期設定ではもっとも温度の高いものの値を表示しています。その下のグレーの表示はマイニングを実行している経過時間です。
  •  Progressの欄はマイニングプロセスのプールでの処理結果を表示しています。
  •  Speedの欄は、現在のハッシュレートが表示されます。
  •  Coinの欄は、現在マイニングしているコインの現在のハッシュレートから予測される1日あたりの採掘量を、初期状態では米ドルで表示しています。 別途アルゴリズムごとの消費電力と、電気代の設定を行うと、電気代を差し引いた収益も併記されるようになります。 マイニングを終了したい場合は、Stopボタンをクリックします。

獲得したコインの確認方法 

MPHのサイトに移り、ログインします。

左のメニューから、Balancesをクリックします。すると、マイニングした各コインの残高が表示されます。

MPH07.jpg

Credited for Auto Exchangeのところに金額が入っていれば、指定したコインへの両替可能額に達すれば自動で両替が行われ、しばらくすると両替先のコインの残高に反映されます。

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プロフィットプロファイルを自分のリグ・PCに最適化する 

新規プロフィットプロファイルの作成 

自分のリグ・PCに搭載されているGPUのセッティングにあわせてプロフィットプロファイルを最適化すると、より正確に効率の良いコインを選択するようになります。 また、各アルゴリズムごとの消費電力を入力すると、電気代も加味した収益を考慮してスイッチするようになります。

まずは、Option画面を開き、Coins & Profitの下のProfit Profilesをクリックしてメニューを開きます。

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画像はすでに複数の環境に合わせたプロファイルが表示されていますが、初期状態ではAMD GPUとnVidia GPUの基本設定のみが表示されています。 ここに、使用するリグ・PCにあわせたプロファイルを作成します。上段のAddをクリックして新規作成します。

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一番上のDescriptionには、このプロファイルの名前を記入します。(例:GTX1060 x4など)

次に、Mining softwareの項目は、このプロファイルで使用したいマイニングソフトにチェックをし(使いたくないソフトのチェックを外し)ます。わからなかったらGeForce?リグの場合nVidiaと書いてあるものすべてチェック、Radeonの場合AMDと書いてあるものすべてチェックでOKです。

さて、Customizeのセクションを見てみると、Algorithmsで選択をしたアルゴリズムがズラッと並んでいるかと思います。 もし、この中でこのプロファイルに不要なアルゴリズムがある場合は、そのチェックを外しておきます。

次に、各アルゴリズムをクリックすると、下のグレーアウトされていた部分が上書き可能になります。

ここで、自分の使うリグの実際のハッシュレートをアルゴリズムごとに設定していくと、より正確なプロフィットスイッチができるようになります。

また、ワットチェッカーなどで消費電力がわかる人は、Powerの項目に実際の消費電力を設定すると、電気代も加味したプロフィットスイッチが可能になります。

ここで問題なのは、日本語を含むアジア言語版のWindowsを使っている場合、環境によってはフォントの関係で設定項目の下の部分が切れて記入ができないことです。 (この問題は開発者のPtrike氏は認識していて、その内修正されると思います)

では、どうやってカスタム設定するかというと、まずPowerの下のDefaultをクリックしてカーソルをあわせ、Tabキーを2回押してEnterします。すると、Customにチェックが入ります。

次に、もう一度Defaultの数値をクリックし、カーソルをもとの位置に戻したら、今度は1回だけTabキーを押します。すると、画面の外ですがCustom消費電力の入力位置に移動するので、数値を上書きすることができます。

各アルゴリズムに入力するのハッシュレートはベンチマークを計測することで、自動で入力が可能です。詳しくは次項で説明しますので、ここでは一度OKをクリックしてメイン画面に戻ります。

ベンチマークの計測 

メイン画面の上段真ん中付近にあるToolsタブを選択します。すると2段目のメニューが切り替わるので、同じく中央付近にあるBenchmarkボタンをクリックします。

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Benchmark画面が開きます。

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Profit switch profileのプルダウンメニューから、先ほど作成したプロファイルを選択します。

次にGPUのプルダウンメニューから、ベンチマークを取るGPUを選択します。(残念ながらリグ全体のハッシュレートは測れないようなので、任意のGPUを選択してください)

Fast benchmarkとPrecise benchmarkをラジオボタンで切り替えます。より正確なハッシュレートを計測するために、Precise benchmarkを選択してください。

ベンチマークをするアルゴリズムすべてにチェックを入れて、Startをクリックすると、各アルゴリズムのベンチマークが開始されます。

右側のBenchmark resultがすべて埋まったらベンチマーク終了です。

Save to profileボタンを押すと、自動でプロファイルのハッシュレートが上書きされます。

複数のGPUを搭載したリグを使用している場合は、先ほどのProfit Profileメニューにもどり、Editでプロパティを開いてください。

各アルゴリズムに、先ほどベンチマークで計測したハッシュレートが記入されていると思いますので、搭載しているGPUの枚数分に換算したハッシュレートに上書きしましょう。

ここで記載するハッシュレートはあとで実際にZpoolで掘った時に出ているハッシュレートに簡単に上書きできます。まずは仮の数値ということで埋めていってください。

次に、左メニューのManaged minerをクリックして、先ほど作成したManaged profile minerを選択し、Editをクリックします。

さきほど、仮で選択したProfit switching profileを、AMD GPU(またはnVidia GPU)から、作成したプロファイルに変更し、OKをクリックします。これでベンチマークの値をもとにしたプロフィットスイッチが可能になりました。

再びOKをクリックしてメイン画面にもどり、Startボタンでマイニングを開始します。

適当なアルゴリズムが自動で選ばれ、マイニングが開始されたら、ハッシュレートが安定するのを待ちます。

am19.jpg

ハッシュレートの数値が安定してきたところでManaged profit minerの行を右クリックします。 メニューのSave Hashrateをクリックすると、プロファイルのハッシュレートが自動的に実効レートに上書きされます。 しばらく放置しておくと時々違うアルゴリズムを掘り始めるので、その都度Save Hashrateしていくと、より実際に近い正確な数値でプロフィットスイッチするようになります。

Awesome miner<その7> 好みのマイニングソフトを追加する

今回は「Managed Software」の設定で自分の好きなマイニングソフトを追加する方法を記します。

なお、どんなソフトでも追加できるというわけではなく、基本的には同梱されているマイニングソフトのバージョン違いのもの程度しかまともに使えません。

理由は簡単で、batファイルの書式=プールやユーザー名(ウォレットのアドレス)の指定方法がマイニングソフトによってちょっとずつ違うから。

逆に言えば、batファイルの書式が全く同じソフトなら、互換性ありということでそこそこ使えます。

もう一つ重要なのが、マイニングソフトからAwesome minerにハッシュレートやShareのAcceptかRejectかをレポートするAPIの形式が同じかどうか。これが互換性があれば、たとえばプロフィットスイッチはできないけど、特定のプール・コイン決め打ちでマイニングさせて、GUIで予想収益などのレポートを表示させることはできます。(例:最新のXMR-StakはAPIのみ対応しています)

さて、では実際の登録方法ですが、設定箇所が複数あるのでちょっとややこしいかもです。

まずは、Managed Softwareのページで追加するソフトの名前と、どのソフトと互換性があるかを登録します。

この画面の下半分の「User defined mining software」というのが追加されたソフトです。

画面ではすでにccminerの特定のアルゴリズムに特化した別バージョンが2つ登録されています。

まずは、「Add…」をクリック。

このような画面が開くので、Descriptionに追加するソフトの名前(正確でなくてもOK)を記入します。

次に、Compartibility modeを選択。同じマイニングソフトのバージョン違いなどであれば、Full (Command line and API)を選択します。

そして、3行目のプルダウンから、どのソフトと互換性があるのかを指定します。

最後に、Algorithmの項目で、追加するソフトに掘らせたいアルゴリズムをチェックボックスを操作してEnabledにします。

また、そのアルゴリズムのコマンドラインでの表記(ccminerのbatファイルで -a で指定する時の記述)が、初期状態でDefault command line argumentに書かれていればそのままでOKですが、ない場合は(画像の例での「xevan」のように)右側の「User defined command line argument」のところをクリックして記入します。

※ここを忘れると正しく動作しないので注意!

OKで窓を閉じたら、次のステップはプロフィットスイッチで使うのか、決め打ちの(スイッチでない)Managed minerで使うのかで異なります。

まずは簡単な、決め打ちの場合。

Managed minerのプロパティ画面で、プールとマイニングソフトを指定しますが、ここで作成した追加ソフトを指定します。

すると、下の方で「そのソフトの実行ファイルどこにあるのかわからんぞ」的なメッセージが出るので、真ん中辺の「Path」に追加したいソフトのexeファイルへのパスを記入します。

(右側の「Browse」ボタンを押して、保存場所を指定すればOK)

決め打ちのManaged minerの場合はこれでマイニングできるようになるはずです。

次に、プロフィットスイッチで使いたい場合の設定方法です。

「Profit profile」画面で、そのソフトを使いたいプロファイルを選択し、「Edit」ボタンを押します。

Mining softwareの項目を下にスクロールしていくと、追加したソフトの名前があると思いますので、チェックをつけ、「Configure」ボタンをクリックします。

このようなプロパティが開くので、先ほどのManaged minerと同様に、「Browse」ボタンからexeファイルの場所を指定してください。

なお、プロフィットスイッチで使う場合はほかにも同じアルゴリズムを掘れるソフトがあると、そちらが優先されてしまうことがあるので、設定で追加した新しいソフト以外が使われないようにしましょう。

方法は「Managed software」画面に戻り、ジャマをしそうなソフトを選択して「Edit」をクリックします。

このような画面が開くので、このソフトでは掘らせたくないアルゴリズムの「Enabled / Disabled」のチェックを何回かクリックして、Disabledに設定します。

ccminerは色んなアルゴリズムに追加対応したバージョンがあったり、特定のアルゴリズムに特化したバージョンがあるので、自分のニーズに合わせてカスタマイズしてみましょう。

Awesome miner<その6> Zpoolのプロフィットスイッチを設定する:その3

<前回からのつづき>

ひきつづき、使用しているリグに最適化させるためのプロファイル作成にうつります。

Profit Switchingメニューの一つ下に、「Profit Profile」メニューがあるのでクリックします。

画面はいろいろ設定済みの私の環境なので、複数のプロファイルが並んでいますが、初めての場合はAMDとNVIDIAの基本設定だけが表示されていると思います。

ここに、お使いのリグにあわせたプロファイルを作成します。「Add…」をクリックして新規作成しましょう。

一番上のDescriptionには、このプロファイルの名前を記入します。(例:GTX1060 x4など)

次に、Mining softwareの項目は、このプロファイルで使用したいマイニングソフトにチェックをし(使いたくないソフトのチェックを外し)ます。わからなかったらGeForceリグの場合nVidiaと書いてあるものすべてチェック、Radeonの場合AMDと書いてあるものすべてチェックでOKです。

もし、マイニングソフト毎になんらかのコマンドラインオプションを設定したい場合は、そのソフトを選択した状態でConfigureボタンをクリックして、個別設定メニューに記載します(必要な人だけでOK)。

さて、Customizeのセクションを見てみると、Algorithmsで選択をしたアルゴリズムがズラッと並んでいるかと思います。

もし、この中でこのプロファイルに不要なアルゴリズムがある場合は、そのチェックを外しておきます。

次に、各アルゴリズムをクリックすると、下のグレーアウトされていた部分が上書き可能になります。

ここで、自分の使うリグの実際のハッシュレートをアルゴリズムごとに設定していくと、より正確なプロフィットスイッチができるようになります。

また、ワットチェッカーなどで消費電力がわかる人は、Powerの項目に実際の消費電力を設定すると、電気代も加味したプロフィットスイッチが可能になります。

ここで問題なのは、日本語を含むアジア言語版のWindowsを使っている場合、フォントの関係で設定項目の下の部分が切れて記入ができないことです。

(この問題は開発者のPtrike氏は認識していて、その内修正されると思います)

では、どうやってカスタム設定するかというと、まずPowerの下のDefaultをクリックしてカーソルをあわせ、Tabキーを2回押してEnterします。すると、Customにチェックが入ります。

次に、もう一度Defaultの数値をクリックし、カーソルをもとの位置に戻したら、今度は1回だけTabキーを押します。すると、画面の外ですがCustom消費電力の入力位置に移動するので、数値を上書きすることができます。

で、問題は入力するハッシュレートはどうやって調べるの?

一度オプション画面を「OK」をクリックして閉じてメインウィンドゥに戻ります。

最上段のメニュータブの真ん中あたりに「Tools」というタブがあるので、クリックしてください。

すると、2段目のメニューのこれまた真ん中付近に「Benchmark」というボタンが出現します。

これをクリックしてBenchmark画面を開きます。

まず、Profit switching profileのプルダウンから、設定をしたいプロファイルを選びます。

次に、ベンチマークを取るGPUを選択します。残念ながらリグ全体のハッシュレートは測れないようなので、任意のGPUを選択してください。

Fast benchmarkとPrecise benchmarkは、Preciceを選びましょう。

ベンチマークをするアルゴリズムすべてにチェックを入れて、「Start」をクリックすると、各アルゴリズムのベンチマークが開始されます。

右側の「Benchmark result」がすべて埋まったらベンチマーク終了です。

「Save to profile」ボタンを押すと、自動でプロファイルのハッシュレートが上書きされます。

もし、複数のGPUを搭載したリグを使用している場合は、先ほどの「Profit Profile」メニューにもどり、Editでプロパティを開いてください。

各アルゴリズムに、先ほどベンチマークで計測したハッシュレートが記入されていると思いますので、搭載しているGPUの枚数分に換算したハッシュレートに上書きしましょう。

ここで記載するハッシュレートはあとで実際にZpoolで掘った時に出ているハッシュレートに簡単に上書きできます。まずは仮の数値ということで埋めていってください。

再び設定を完了させて、メイン画面にもどり、Startボタンでマイニングを開始します。

適当なアルゴリズムが自動で選ばれ、マイニングが開始されたら、ハッシュレートが安定するのを待ちます。

そろそろいいかな、と思ったところでManaged Minerの行を右クリックしてください。

「Save Hashrate」というところをクリックすると、プロファイルのハッシュレートが自動的に実効レートに上書きされます。

しばらく放置しておくと時々違うアルゴリズムを掘り始めるので、その都度Save Hashrateしていくと、より実際に近い正確な数値でプロフィットスイッチするようになります。

以上で、実践Awesome miner:Zpool編は終了です。

Happy mining !!

Awesome miner<その6> Zpoolのプロフィットスイッチを設定する:その2

<前回からのつづき>

さて、Zpoolの「Z」も出てきていないのに、設定が終了しているわけはありません。

引き続き、「Option」からの設定に移行します。Awesome minerの設定項目のほとんどは、このOptionメニューから設定します。

まずは、左の目次から「Coins & Profit」にぶら下がっている、「Algorithms」をクリックして、アルゴリズム一覧を開きます。

画像はすでにいろいろ設定をしている私の環境のものですが、初回起動時はたくさんのアルゴリズムにチェックが入っていたと思います。

この中から、以下のものだけを残して、すべてチェックを外します。

・C11

・Decred

・Equihash

・LBRY

・Lyra2REv2

・NeoScrypt

・Nist5

・Skein

・SkunkHash

・X11Ghost

(後々ほかのプールを設定するかも…という方は残したいアルゴリズムのチェックをつけたままでも構いません)

次に、同じくCoins & Profitの下にある、「Profit Switching」をクリックして開きます。

メニューの説明:

  • Switching interval (minutes):何分ごとにプロフィットスイッチ判定をするか。最短5分。短すぎるとあまりに頻繁にスイッチしてかえって効率が落ちるかもしれませんので、いろいろ工夫してみてください。
  • Profit switch threshold(%):これにチェックを入れると、いま掘っているコインより、別のコインが指定した%分収益が上回らないとスイッチしなくなる。
  • Power cost (USD/k…):1kWhあたりの電気代(米ドル)。ご自分の環境に合わせて。わからなければとりあえず0.25くらいにしておきましょう。

次にManaged Profit Switching (GPU or CPU mining only)とある場所に移り、

  • Enable Managed Profit Switching:プロフィットスイッチングを有効にする。ここのチェックを入れるのを忘れずに!
  • NiceHash、Zpool…:各マルチプールを有効にするかどうかのチェックと、そのプールにおける支払先の指定箇所。今回はZpoolを使うので、Zpoolにチェックを入れて、その右にビットコインの入金用アドレスを記載してください。
  • Custom poolsとMake predefined…のチェックは外しておいてください。

ここまでで、最低限Zpoolでのプロフィットスイッチマイニングに必要な設定は完了しています。OKを押してメニューを閉じましょう。

すると、メイン画面に金貨の山のアイコンで、任意でつけた名前のマイニング設定が表示されていると思います。これをAwesome minerでは「Managed (Profit) Miner」と呼びます。

メイン画面最上段のMainタブのまま、2段目の左から4番目にある「Start」ボタンをクリックしてみてください。

Managed MinerのステータスがStartingに変わり、マイニングソフトのダウンロードを自動で開始します(見た目なにもかわらないのでそのまま待ちます)。しばらくするとステータスがMiningに変わって、マイニングが開始されると思います。

あとは放置しておけば、一般的AMD(NVIDIA)GPUの性能に応じた最適なコインを掘り続けます。

マイニングを終了するときはStartの右の「Stop」をクリックします。

次のエントリーでは、実際に使っているリグに最適化したスイッチプロファイルの作成と設定の仕方を記載します。

<つづく>

Awesome miner<その6> Zpoolのプロフィットスイッチを設定する:その1

NiceHashのハッキングをきっかけに、Zpoolの利用者が激増しているようです。

5chの初心者情報交換スレでは、にわかにAwesome minerブームになっているようで、マイニングを始めた当初からAwesome minerに世話になってきた身としては、これを機にAwesomeの良さが広まるとよいなぁ、なんて思っています。

前置きは置いておいて、このエントリーではAwesome minerでZpoolでのプロフィットスイッチマイニングを目指して、1から設定する方法を記します。

まずはなにがなくともAwesome minerをインストールしましょう。サイトのDownloadから「Awesome miner Installer」をダウンロードして、実行してください。

もう一つダウンロードできる「Awesome miner remote agent installer」というのは、2台目以降のリグにインストールしてリモートでコントロールする際に使うものなので、ここでは不要です。

セットアップが終了し、Awesome minerを実行すると、最初に(たしか)Add new minerという画面が表示されたと思います。

キャンセルしても後でいつでも設定可能ですが、まずは「Next」をクリックして初期設定をします。

すると、select miner typeという画面が出てきます。

External minerはASICやAwesomeでコントロールできないマイニングソフトを使っているリグの状態を監視するときに使いますのでここでは割愛します。

Managed minerは、特定の1種類のアルゴリズム・コインを指定して掘るための設定です。インストールしたPCのGPUでも、ネットワーク上の別のリグでも指定可能です(Remote agentをインストールしていれば)。

Managed profit minerは、webからのリアルタイムの情報をもとに、収益の高いアルゴ・コインに随時切り替えてマイニングするプロフィットスイッチのための設定です。こちらもローカルのPCとリモートのリグ、どちらでも使えます。

今回はZpoolでプロフィットスイッチをしたいわけですから、「Managed Profit Miner」を選択して、次に進みます。

次の画面では、プロファイルを設定します。

一番上のMiner descriptionはこの設定の名前(表示名)です。名前は何でも構いません。

二番目のMiner hostは、どのPCにあるリグなのかを指定します。初期設定はLocalになっていると思うので、そのままでOKです。

三番目のProfit switching pr….とあるところは、初期ではAMD GPUとなっていると思います。

このプルダウンをクリックすると、AMDかNVIDIAか、どちらのGPUを使っているかを設定できます。

インストールした時点で選択可能なこのプロファイルは、AMD、NVIDIAそれぞれの一般的なハッシュレート(おそらく、AMDはRX470あたり、NVIDIAはGTX1060あたり)が設定されています。

後で自分のリグにあったものに書き換えるので、ここではAMDかNVIDIAかを選んで次に進みます。

するとFinishかCancelか確認を求められるので、Finishを選択。これで初期設定の第1段階終了です。

<つづく>