Awesome miner<その8> Mining Pool Hubを使ったプロフィットスイッチの設定方法

Mining Pool Hub (以下MPH)はZpoolと同様のマルチプールです。

ZpoolがBTCのアドレスを指定するだけでマイニングを始められるウォレットアドレス型プールであるのに対し、MPHはユーザー名およびワーカー名を事前に登録するする必要があります。

Mining Pool Hubの設定 

まずは、ユーザー登録を行います。https://miningpoolhub.com/にアクセスして、Sign upからユーザー登録を行います。

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次に、受け取りたいコインの種類を選択します。左側のAuto Exchangeをクリックします。

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今回はビットコイン(BTC)で受け取るよう設定します。プルダウンで目的のコインを選んだら、下の方にあるSet Auto Exchange Coinをクリックします。

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次に、いま設定したコイン(ここではBTC)のプールに移動し、Walletをクリックします。

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Payment Addressに、コインの受け取りアドレス(ここではBTCのもの)を入力します。ついでに自動払い出しの単位を入力し、登録時に指定したPIN番号を入力してUpdate Accountをクリックして登録します。

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次に、ワーカーを登録します。左メニューより、Hub Workersをクリックし、ワーカー登録画面を開きます。

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Workernameとあるところにワーカー名を入力し(今回の例ではtest)、passwordとある箇所にパスワードを入力して(今回の例ではsample)、Add New Workerをクリックします。 画像はすでに登録した状態です。

これでMPHのサイトでの設定は終了です。

Managed profit minerを作る 

基本的な流れはZpoolと同じです。

まず、Option画面を開き、左のメニューからManaged minersをクリックします。

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画像ではすでに2つのManaged minerが登録されています。まずは一番左のAdd profitminerをクリックして新規作成をします。

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  •  Description:このManaged minerの名前です。どのような名前でも構いません(デフォルトのままでもOK)
  •  Host:どのPCで実行するかを指定する項目です。ここでは初期状態のLocalのままにします。
  •  Profit switching profile:プロフィットスイッチを行うにあたって、プロセスを実行するリグ・PCがどのアルゴリズムでどのくらいのハッシュレートを発揮するかをまとめたプロファイルを選択します。初期選択可能はAMDかnVidiaの2つですので、まずは使用しているGPUに合わせて選択してください。

ここまで記入したら、OKをクリックしてメニューを閉じます。

メイン画面に戻るといま作成したManaged profit minerがMiners一覧に表示されています。

Awesome minerで使用するアルゴリズムの選択 

再びOption画面を開き、左のメニューのCoins & Profitの下にある、Algorithmをクリックします。

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画像はすでに使用するアルゴリズムを絞り込んだ状態ですが、初回起動時にはたくさんのアルゴリズムにチェックが入っていると思います。

この中から、MPHで使う以下のアルゴリズムだけを残し、他のチェックを外します。

  • Blake 2b
  • Cryptonight
  • Equihash
  • Ethhash
  • Groestl
  • Lyra2Rev2
  • NeoScrypt?
  • Skein

ここで使用するアルゴリズムを絞り込む理由は、この後のステップでベンチマークを計測する際に、余計なアルゴリズムを残すと余分な時間がかかってしまうためです。

MPHでは他にもX11などの多彩なアルゴリズムに対応していますが、これらのアルゴリズムはGPUより高速なASIC向けで、GPUを使ったリグ・PCでは使用する意味がありません。

もし、すでに別のManaged minerで設定したアルゴリズムがある、あるいは今後使用する予定のあるアルゴリズムがある場合は、そのアルゴリズムのチェックは入れたままでかまいません。

ここまで完了したら、OKをクリックしてOption画面をいったん閉じます。

Profit Switchingを有効化する 

再びOptionを開き、同じくCoins & Profitの下にある、Profit Switchingをクリックして開きます。 ここでは、プロフィットスイッチに関する設定を変更することができます。

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メニューの説明:

  •  Switching interval (minutes):何分ごとにプロフィットスイッチ判定をするか。最短5分。短すぎるとあまりに頻繁にスイッチしてかえって効率が落ちるかもしれませんので、いろいろ工夫してみてください。
  •  Profit switch threshold(%):これにチェックを入れると、いま掘っているコインより、別のコインが指定した%分収益が上回らないとスイッチしなくなる。
  •  Power cost (USD/k…):1kWhあたりの電気代(米ドル)。ご自分の環境に合わせて。わからなければとりあえず0.25くらいにしておきましょう。

次にManaged Profit Switching (GPU or CPU mining only)とある場所に移り、

  •  Enable Managed Profit Switching:プロフィットスイッチングを有効にする。ここのチェックを入れるのを忘れずに!
  •  NiceHash?、Zpool…:各マルチプールを有効にするかどうかのチェックと、そのプールにおける支払先の指定箇所。今回はMPHを使うので、Mining Pool Hubにチェックを入れて、worker nameの欄に、<ユーザー名>.<ワーカー名>と記入してください。(ユーザー名とワーカー名の間の「.(ドット/ピリオド)」を忘れないようにしてください)サーバーはとりあえずAsiaを選択しました。
  •  Custom poolsとMake predefined…のチェックは外したままにしておいてください。 ここまでで、最低限Zpoolでのプロフィットスイッチマイニングに必要な設定は完了しています。OKを押してメニューを閉じましょう。

マイニングの実行 

実行するManaged profit minerを選択して、Startボタンをクリックすると、マイニングソフトを自動でダウンロードして、コマンドプロンプト画面が開き、処理が開始されます。

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  •  Status欄に緑の文字で「Mining」と表示されれば、マイニングが実行されています。 温度表示は複数GPUがある場合、初期設定ではもっとも温度の高いものの値を表示しています。その下のグレーの表示はマイニングを実行している経過時間です。
  •  Progressの欄はマイニングプロセスのプールでの処理結果を表示しています。
  •  Speedの欄は、現在のハッシュレートが表示されます。
  •  Coinの欄は、現在マイニングしているコインの現在のハッシュレートから予測される1日あたりの採掘量を、初期状態では米ドルで表示しています。 別途アルゴリズムごとの消費電力と、電気代の設定を行うと、電気代を差し引いた収益も併記されるようになります。 マイニングを終了したい場合は、Stopボタンをクリックします。

獲得したコインの確認方法 

MPHのサイトに移り、ログインします。

左のメニューから、Balancesをクリックします。すると、マイニングした各コインの残高が表示されます。

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Credited for Auto Exchangeのところに金額が入っていれば、指定したコインへの両替可能額に達すれば自動で両替が行われ、しばらくすると両替先のコインの残高に反映されます。

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プロフィットプロファイルを自分のリグ・PCに最適化する 

新規プロフィットプロファイルの作成 

自分のリグ・PCに搭載されているGPUのセッティングにあわせてプロフィットプロファイルを最適化すると、より正確に効率の良いコインを選択するようになります。 また、各アルゴリズムごとの消費電力を入力すると、電気代も加味した収益を考慮してスイッチするようになります。

まずは、Option画面を開き、Coins & Profitの下のProfit Profilesをクリックしてメニューを開きます。

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画像はすでに複数の環境に合わせたプロファイルが表示されていますが、初期状態ではAMD GPUとnVidia GPUの基本設定のみが表示されています。 ここに、使用するリグ・PCにあわせたプロファイルを作成します。上段のAddをクリックして新規作成します。

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一番上のDescriptionには、このプロファイルの名前を記入します。(例:GTX1060 x4など)

次に、Mining softwareの項目は、このプロファイルで使用したいマイニングソフトにチェックをし(使いたくないソフトのチェックを外し)ます。わからなかったらGeForce?リグの場合nVidiaと書いてあるものすべてチェック、Radeonの場合AMDと書いてあるものすべてチェックでOKです。

さて、Customizeのセクションを見てみると、Algorithmsで選択をしたアルゴリズムがズラッと並んでいるかと思います。 もし、この中でこのプロファイルに不要なアルゴリズムがある場合は、そのチェックを外しておきます。

次に、各アルゴリズムをクリックすると、下のグレーアウトされていた部分が上書き可能になります。

ここで、自分の使うリグの実際のハッシュレートをアルゴリズムごとに設定していくと、より正確なプロフィットスイッチができるようになります。

また、ワットチェッカーなどで消費電力がわかる人は、Powerの項目に実際の消費電力を設定すると、電気代も加味したプロフィットスイッチが可能になります。

ここで問題なのは、日本語を含むアジア言語版のWindowsを使っている場合、環境によってはフォントの関係で設定項目の下の部分が切れて記入ができないことです。 (この問題は開発者のPtrike氏は認識していて、その内修正されると思います)

では、どうやってカスタム設定するかというと、まずPowerの下のDefaultをクリックしてカーソルをあわせ、Tabキーを2回押してEnterします。すると、Customにチェックが入ります。

次に、もう一度Defaultの数値をクリックし、カーソルをもとの位置に戻したら、今度は1回だけTabキーを押します。すると、画面の外ですがCustom消費電力の入力位置に移動するので、数値を上書きすることができます。

各アルゴリズムに入力するのハッシュレートはベンチマークを計測することで、自動で入力が可能です。詳しくは次項で説明しますので、ここでは一度OKをクリックしてメイン画面に戻ります。

ベンチマークの計測 

メイン画面の上段真ん中付近にあるToolsタブを選択します。すると2段目のメニューが切り替わるので、同じく中央付近にあるBenchmarkボタンをクリックします。

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Benchmark画面が開きます。

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Profit switch profileのプルダウンメニューから、先ほど作成したプロファイルを選択します。

次にGPUのプルダウンメニューから、ベンチマークを取るGPUを選択します。(残念ながらリグ全体のハッシュレートは測れないようなので、任意のGPUを選択してください)

Fast benchmarkとPrecise benchmarkをラジオボタンで切り替えます。より正確なハッシュレートを計測するために、Precise benchmarkを選択してください。

ベンチマークをするアルゴリズムすべてにチェックを入れて、Startをクリックすると、各アルゴリズムのベンチマークが開始されます。

右側のBenchmark resultがすべて埋まったらベンチマーク終了です。

Save to profileボタンを押すと、自動でプロファイルのハッシュレートが上書きされます。

複数のGPUを搭載したリグを使用している場合は、先ほどのProfit Profileメニューにもどり、Editでプロパティを開いてください。

各アルゴリズムに、先ほどベンチマークで計測したハッシュレートが記入されていると思いますので、搭載しているGPUの枚数分に換算したハッシュレートに上書きしましょう。

ここで記載するハッシュレートはあとで実際にZpoolで掘った時に出ているハッシュレートに簡単に上書きできます。まずは仮の数値ということで埋めていってください。

次に、左メニューのManaged minerをクリックして、先ほど作成したManaged profile minerを選択し、Editをクリックします。

さきほど、仮で選択したProfit switching profileを、AMD GPU(またはnVidia GPU)から、作成したプロファイルに変更し、OKをクリックします。これでベンチマークの値をもとにしたプロフィットスイッチが可能になりました。

再びOKをクリックしてメイン画面にもどり、Startボタンでマイニングを開始します。

適当なアルゴリズムが自動で選ばれ、マイニングが開始されたら、ハッシュレートが安定するのを待ちます。

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ハッシュレートの数値が安定してきたところでManaged profit minerの行を右クリックします。 メニューのSave Hashrateをクリックすると、プロファイルのハッシュレートが自動的に実効レートに上書きされます。 しばらく放置しておくと時々違うアルゴリズムを掘り始めるので、その都度Save Hashrateしていくと、より実際に近い正確な数値でプロフィットスイッチするようになります。

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